「吐く息」のひみつ③
「吐く息」には入口と出口があり、
腹式呼吸の
入口では 力が抜け (副交感神経)
出口では 引き締まる (やや交感神経)
という話をしました。
「吐く息」のひみつ②
https://yogalantern.net/20260417-2/
では、吐く息でも
出口では
ある程度力が入るんじゃない?
と思いますね。
ところが、
出口では
インナーマッスル
が意識と繋がり鋭敏になるだけで
アウターマッスル
の余分な力みは、逆に、抜けていくのです。
これが、「軸」があるという状態。
身体に軸(支え)があると、
神経は安心して
外側の筋肉はゆるんでいきます。
だから、吐き切るときは
「集中」「鋭さ」はあれど
「緊張」はない。
これはヨガが目指していく
「集中とリラックスを
同時に叶える」:サットヴァ
という境地に重なります。
さて、この「軸(支え)」ですが
育てていくのは
時間がかかります。
それまで自分の
外側の力みは抜けないのか?
ガチガチのままなのか?
…というと、
方法は他にあります。
「軸」に代わる「支え」があれば
いいのです。
なんだと思いますか?
身体の軸の感覚が弱い=
支えがないひとというのは
たとえば
①産後のひと
②加齢で体幹が弱ったひと
③運動せずデスクワークばかりのひと
④筋力が弱く身体が柔らかいひと
などです。
腰をたてて呼吸法をするのが
大変だというひとは
まず
「仰向けになる」
ことをお勧めします。
身体に軸が育っていないうちは、
「支え」=床
でいいのです。
仰向けになると、それだけで
重力に抗わなくていいので
立位や座位より
楽に呼吸ができる人もいると
思います。
仰向けで腹式呼吸
ぜひやってみてください
https://youtu.be/7YkwHH0vnjY?si=WKw9Jk_GbxREVPrd
「支え」という意味では、
他のものだって
支えになります。
※これを読んだ生徒さんから
以下のようなLINEをいただきました。
こんなメッセージをいただきました!
「呼吸のコラム興味深く読んでいます。
前にもお話ししましたが、最近フルートを吹いていて、
すごく「響く音」の出し方を模索している中で最近編み出した練習方が、
バランスボールに座って吹く事だったんです。
腹筋使ってたはずが、深く使えてなかったなと実感できたところだったんです。
こんなにインナーマッスルを使うと変わるんだなと。
そして、口元は力を入れるとキツイ音になる。
インナーマッスルを意識できる方が口元は
リラックスできるのが不思議で、
吹きやすくなるんですよ。
ヨガの呼吸と繋がってるんだなーと、集中とリラックスの関係面白いですね。」
すごく面白いですね。
ぜひ皆さんも身近な例で呼吸を感じてみてください。
そしてシェアしてくれたら嬉しいです。


