「落ち着く」への道



先ほど、朝ごはんのあとに瞑想をしました。

ふつうは、ご飯を食べたあとは眠くなっちゃうので
瞑想するタイミングとしてはよくないのかもしれないですが、
わたしの場合、なぜだか
お腹のなかにご飯の重さをいだき
「落ち着いて」
ふっとそこに居たくなることが多いです。

たいてい瞑想をすると
何かしら…些細なことから重要なことまで
気づきがおりてきます。
それを書いておこうと思います。



「眠くなる」と「落ち着く」
は似てるところもあります。
違うところもあります。
両方に共通しているのは、
副交感神経がちゃんと働いているということ
=リラックスしている
ということ。

違うのは、意識の明晰さ。
「落ち着いた」ときは必ずしも眠いとはかぎらず
逆に頭が冴えてクリアになることがあります。

必ずしもご飯を食べたあとに
明晰な状態で落ち着きがあるわけでないけれど、
少なくとも波は静まり、
「ここに居たい」という自然な気持ちが
湧いてくるのが不思議です。

私は子どもの頃から
「落ち着く」が、何より宝物だと思っていました。
不安なことが多い、落ち着かない
子ども時代だったように思います。

「落ち着いて」

「リラックスして」
も言われるのがいやでした。
だって、そうなるためのやり方がわからないから
慌てたり緊張したりするわけで。

そのやり方を教えてくれたヨガには
とても感謝しています。
心肺機能のよわいわたしは
朝、心臓のしめつけ感があるのですが、
そんな朝でも
20分ほど集中してヨガをすると別世界です。

また、考えが頭を巡っている自分が
本当の自分じゃないよ、というのもヨガや瞑想を通して
経験的に知ってるので
考えを手離して、空っぽの自分のなかに
没入できるのが本当にありがたい。
自分のなかにあるオアシス、内的資源、
救いそのものです。

最近はヨガで身体を痛めることも皆無だし
いいことばっかりだなあと思います。
出会ってから20年経ちましたが
今更ながら、原点回帰している
今日このごろです。

キャッチ画像は、御代田のリントゥコトさん
にランチに行った時の写真をのせました。
ご飯も雰囲気も落ち着く!

読んでくださって、ありがとうございました。






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