2022年からのご案内、と諸事情

新しい年も10日過ぎようとしていますが、いかがお過ごしでしょうか。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、皆さまにお詫びと共にお知らせしたいことがあります。
今年から、クリパルヨガクラスの縮小とともに
4月からの地域のゆとりヨガ教室も
町の事業計画の都合などから終わりになることになりました。

・クリパルヨガクラス(80分・60分)
→月2~3回程度
・地域のゆとりヨガ教室 3月まで

楽しみにしてくださった方には大変申し訳なく思います。
コロナ禍でも遠方からはるばる通って下さった方もいて
お顔を思い浮かべながら書いております。

回数券をお持ちの方で、このペースではとても通えないという方が
いらっしゃったら有効期限内にご返金させていただきます。
遠慮なく教えてください。
なお、お休みいただいた1月分は自動的に1か月延長になります。

大変申し訳ないのですが、
自分のペースでセルフケアしながら、進ませてください。
何か不安なこと、不明なことがありましたらメッセージください。
nishikaru.yoga@gmail.com


また、新しくヨガができるスペースも探しはじめています。
・自然が感じられて
・静かで
・できたら20畳以上の広さがあり
・1000円程度の賃料で
・御代田町内、か近辺
もしご存知でしたら、メッセージください。どうぞよろしくお願いいたします。


*************以下、興味のある方は読んでください*****************


昨年末に連続で体調をくずしまして、
1月はヨガクラスはほぼお休みしております。
今年から私はシングルマザーになりました。
2月末までに諸手続きを済ませながら
4月以降は、メインは保育士として生計をたてていく予定です。
よって、ヨガの仕事は縮小せざるを得ませんでした。


コロナ禍に相応しい、船酔いしそうな航海をすすんでいた昨年、年末年始でした。

ヨガクラスを縮小する理由について、

「ヨガより保育の方が面白くなったから?」

と聞かれることもありますが、違います。
どちらも人の成長を目の当たりにできる仕事ですし、とても面白いです。


ヨガ指導に関しては誰だってできるだろうと思われがちですが
心と身体を扱うとても難しい仕事で、
自分の練習と共に、休日に研修に出るなど研鑽に努めてきました。
この仕事をとても誇りに思っています。
これからもこのスキルを維持する努力をしたいです。

けれど、正直なところ、これで子どもを食べさせてはいけませんでした。
このコロナ禍であちこちのヨガスタジオが閉鎖され
オンラインヨガが流行り
私もなんとかできないかともがいたのですが、
ホームページをリニューアルしたときに
最後の一撃があり、力尽きてしまいました。

もっと必要な人に届けたかった。

願わくば、子どもたちへヨガをもう少し伝えたかった。
悲願でしたが、
生きているだけで伝わるものは、ある。と信じて。

たいてい人生で起こることというのはすべて、何かのメッセージ。
心も身体もぺしゃんこになっても、
膿を出して再生する傷口のように、
どこか「よしこれから生きるんだ」という希望がふつふつと
湧いてくるのはなぜでしょう。

先日、シングルになったばかりの友達3家族でいっしょに
鍋を囲んで、色々くぐり抜けてきた子どもたちと
一緒に大笑いして、本当に楽しくて。
身体の弱いわたしはまた身体を壊す
かと思ったら、一転、かなりよくなりました。

年末の「地域のゆとりヨガ教室」では、
たくさんの友達、生徒さんが来てくれる中で
友人にピアノを弾いてもらってヨガをしました。

Alive

がその日のテーマ。
わたしの人生のテーマでもあります。

仕方ない仕方ないと言って、どんよりした顔でただ毎日をやり過ごすのか
それとも、
ある意味、最底辺でも、正直に、手放して、笑って、いきいきと生きるのか。

上手く出来なくても、
輝かしい経歴がなくても、
体裁が悪くても、
「生きてる」にコミットする。
そんな人たちと一緒に、カッコ悪く、いきいきと生きていきたい。
そう思いました。

わたしが育った家庭はDV家庭だったのですが、
70歳を超えた実の母親から、
わたしの離婚を受けて、
あなたはわたしの犠牲者かもしれないと言われ、
こんなふうに答えました。

小さい頃に、お母さんから優しくしてもらったことを覚えている。
父からDVを受けても、お母さんは決して子どもに当たらなかった。
それは奇跡に近い。
感謝している。

私が幸せになることは、お母さんを幸せにすることだと信じてる。
そして、私が幸せであることは、子どもへの責任だ。

たいてい、親は子どもの責任を負いすぎてしまいます。
ひとの人生なんて、たとえ実の子であっても、責任を負えません。
責任を負えるとしたら、自分の人生だけ。
まわりを見回してみても、
大人はいま、切実に、
自分自身が幸せに生きる覚悟を迫られているように思います。

年末に行った、自宅での最後のプライベートクラスの後の写真です。
ありがとうございました。
航海の途中で出会った、個性豊かな仲間たちに感謝をこめて。
たくさんの想い出と一緒に、
新しい一歩を踏み出したいと思います。

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
読んでくださってありがとうございました。


2022年 1月吉日
西川真木枝