感覚を話すと仲良くなれる　～「五感と話そう～ヨガと香りの３回連続ワークショップ」開催報告

「わたしは”器”なんだな…」

と、

お昼ご飯を食べたあとに瞑想していて
思いました。

食べ物を口からいれればそれは
一時とどまっているけれど、

やがて排泄物となって、呼気となって、
わたしから出ていく。
細胞になって少し長くとどまったとしても、
遅かれ早かれ、細胞も１日１兆個のペースで

生まれ変わり、

何もかもが、わたしを通り過ぎていく。

出会えた大切な人も、

自分の身から生まれた子どもも、

考えも、

思い出も、

すべて一時的にわたしにとどまって、
出ていくんだな。

そう理解すると、

いかに身体の、心の流れをよくしておくことが

大切なのかがよくわかります。

アパリグラハ（無執着）
サウチャ（清浄）

何を選んで、どんなふうに食べるか
誰と出会って、どんな時間を過ごすか

何を受け取り、どう手放すのか

清らかな器でいたい、

通り過ぎていくものに

微笑みかけたい、と思います。

ーーーーーーー

前おきが長くなりましたが、

2月3日・17日・23日「五感と話そう　ヨガと香りの3回連続ワークショップ」

がフィナーレ（＾＾）を迎えました。

アロマセラピストの米屋淳子さんと一緒に
企画して（最初の企画は一瞬で生まれました）
精油とヨガの、

つまり”癒し”の共通点を発見して

共に喜び合い学び合いながら
毎回ほんとうに楽しく過ごすことができました。

ものごとは360度どこから見るかで変わるから、

真実は言葉では語ることができない
と言いますが

ヨガの言葉でこちら側からみた真実を伝えながら、

精油のあちら側からみた真実で
サポートしてもらって

よりまんまるでWholeな世界を

みんなで体験できたような気がします。

五感…視覚、聴覚、味覚、嗅覚、身体感覚（触覚＋内受容感覚）

3日間でそれぞれにフォーカスして
新しい体験をし、それをシェアする機会を

存分にとりました。

＜参加してくださった方の感想の一部＞
::::::::::

素直に、直感的に、感覚をシェアすることを通して、参加者同士が深く繋がることができました。たった3日間なのに、はじめて出会った方も、ずっと友達だったかのような。これからも仲良くしていきたい、素敵な仲間に出会えました。

::::::::::

すべからく人は根源で繋がっていると思えた

::::::::::

わたしたちは、話をするときに、どうしても
「情報」や「アイデア（考え）」などに
傾きがちなのではないか、

こんなに豊かな「感覚」を感じているのだから

それを話そう、というのがこの企画の主旨です。

そして「五感　と　話そう」つまり

まずは自分自身の身体と対話しないと、

「感覚のシェアリング」というのは生まれません。

コミュニケーションは

自分と話すこと＝セルフコミュニケーション　＋　相手と話すこと
セットでありたい。

::::::::::
最終日まきえさんとのペアワークの中で「ゆだねる」ということがどういうことなのか、改めて自分自身を振り返るきっかけを頂きました。身体はどこまでも正直に自分へのメッセージを日々伝えていてくれていたんだな。こんなにもサラッと気づきを与えてくれる自分の身体をより一層愛おしく思えました。

::::::::::

サラッと気づきを与えてくれる。本当にそうだと思います。

今も、すぐ近くにあって、実はあれこれ

伝えてくれている身体とお話できたとき、

わたしも深く腑に落ち、感謝の気持ちがわいてきます。

感覚は「平等」だから好きです。

４大卒でも、中卒でも、貧乏でも金持ちでも、

自然派でもケミカルでも、お年寄りでも子どもでも、

「感覚」は、感覚。

優劣がないし、リテラシーの高い低いも関係ないから

「感覚を話すと、仲良くなれる」

素晴らしいツール。

みんながあっという間に仲良くなってヨガや精油以外の

ことでもすごく盛り上がっているのを見て

ああ、よかったなあ、と思いました。

::::::::::

これ以上は経験したことが無いと思う程、安全安心の保たれた素晴らしい講座でした。

（40代女性・精神保健福祉士）
::::::::::

もちろん、ひとりひとり感じ方は違いますが、

本当に嬉しく受け取った言葉でした。

感じたことを素直に表現したときに（サティア）、
暴力を受けない（アヒンサ）。

決してそれが当たり前ではない世界で
ほんの6人の小さな空間であったとしても

実現できたというのなら、

これ以上嬉しいことはないです。

そして、それは、参加者の方々が、心をひらいて

率直に表現してくださること、

それを傾聴してくださることが

不可欠でした。

おひとりおひとりに、心から、感謝の気持ちを送ります。

日常に戻ってから、夜空にのぼった美しい満月。
リアルタイムで写真をみんなとシェアして、
別々のところに生きていても、同じ月を見上げてつながっていることを想いました。
とても素晴らしい日でした。

楽しかったので、また月１・3か月コースで企画したいと思います＾＾
読んでくださってありがとうございました！