喜びと感謝 「瞑想とヨガのワークショップ」開催報告

こんにちは。
Yoga Lantern の西川真木枝です。

先日、7月9日にお寺で「瞑想とヨガのワークショップ」を開催しました。

今日はその報告をさせてください。

参加者の方からのご感想です。

●この講座を一言であらわすなら

・やすらぎの時間
・安心
・安心♡
・自分の心に戻ってくる時間
・自分の中(内面)に向き合う
・本当の自分に気付く

●印象に残ったこと

・歩く瞑想が初めてだったので印象に残りました。
・木になれたこと
・歩くヨガ(瞑想)、とても集中できることを発見しました。ヨガのポーズの後の余韻。自分の身体と心に向き合え、とても良かったです。
・広い空間とキレイな景色、ゆったりとした時間、ジャッジしない仲間がいると安心できました。
・10分の座る瞑想で手のひらと足の汗と熱を感じてから自分の内側の入り込むような感覚になったこと
・歩く瞑想で今ここにいることに気づき、幸せにつつまれていることに気付いたこと。

●日常に持ち帰りたいこと

・慌ただしい日常でなかなかゆっくり呼吸ができていなかったので、疲れている時こそ深い呼吸をして、瞑想をとりいれてみたいと思います。 
・身体性
・瞑想は目的だと思っていたが、安心の為にやるものだと思うと、楽しく座れるような気がします。
・色んな考えや想いが頭の中を占めても、一度受け止めて呼吸をしてリリースすることをしたいです。
・ザワザワしたり不安になっても瞑想で自分に「ただいま」と言って抱きしめてリリースできるようにしたいです。
・雑念が多い毎日、気付いて、だきしめて、手放すことを生かしたいです。

●全体の感想

・参加出来てとっても幸せ、ラッキー♡ありがとうございました~良かった♡
・心も体もリラックスして自分の心に集中できる素敵な時間、機会をありがとうございました。今度またまきえさんのお話もじっくり聞いてみたいです。
・楽しかったです!久しぶりに感覚のシェアができて嬉しかったです。
・頭で分かっているつもりのことを今日のワークショップで心でしっかりと感じることができました。これを続けていけば、悟りに近づく???とても貴重な体験をありがとうございました!

本当にありがとうございました。

身体も、意識も、社会的役割も、性別も、生まれ育った環境も、
食べ物の好みもそれぞれ違う中で、
「内に起こったことを味わい、それを率直にシェアする」ためには
安全な場が必要です。
安全な場をつくるためにはコミュニケーションの土台が必要で、
(今回はそのガイドラインをしっかり提示しました)
それを理解し実践してくださるおひとりおひとりの協力が欠かせませんでした。

アンケートの結果を真に受けるならば、今回それは叶ったことになります。
おひとりおひとりが、この小さな安心・安全な場を作るために、
協力してくださったことに、心から感謝したいです。

宝珠院さんの場の力にどれほど助けられたかわかりません。お寺の境内で歩く瞑想を体験しました。



わたしが長年、
一番やりたかったことは「体験のシェアリング」でした。

今世の中では「シェア」という言葉が一般化し、
住居から体験からワンプレートに乘ってるランチまで
あらゆることをみんな「シェア」していますが、
わたしが初めてクリパルヨガで体験を分かち合う「シェアリング」
の体験をした20年前、
「シェア」という言葉は日本の他のどこでも聞いたことのない言葉でした。

20代のわたしは、
この言葉はクリパルヨガ独特の言葉だと思っていたくらいです!


ヨガや瞑想に限らずですが、何か習おうとするとき、
指導者が「こういうものです」と正解を提示し、
それに従うように指導することがあると思います。

ところが、クリパルヨガは、ひとりひとりの個人的な体験を尊重し、
その体験からそれぞれが学び合うという独特のスタイルをとっていました。

もちろん60分のクラスでもその考え方は随所にちりばめられますが、
シェアリングの時間が多くあるワークショップや長時間のクラスこそ、
そのあり方がクローズアップされます。

お互いを尊重し合うってどういうことなのか、
共に学び合うってどういうことなのか。

わたしはクリパルヨガのシェアリングを通して、
人権教育やアクティブラーニングやマインドフルネスや
アサーティブコミュニケーションなど、
それが何という名前で呼ばれているのかを知る前に、
自然と身体にしみこませていったような気がします。

シェアリングがあればこそ、体験が統合され、変容が促されていきます。

ファシリテーターの責任が大きいだけに覚悟も必要でしたが、
ひとつ乗り越えて、とてもほっとしました。
そしてこれからも実践を積み重ねていこうと決意しました。

次回「瞑想とヨガのワークショップ」10月22日(日)

に決まりました。

気になっていると連絡された方、
少し先ですがどうぞカレンダーに書いておいてください。
そして今回参加された方も、
日々アップデートされていく意識や身体、ライフステージに合わせて、
どうぞまた自分と向き合いにいらしてください。

最後に。

ダブルワークの忙しさや体調、自信のなさから、
万物に救いを祈るような気持ちでいたときに、
何の見返りも求めずワークショップの宣伝の協力を申し出てくださった方、
わざわざ遠くから雨の日にチラシを取りに来るためだけに駆けつけてくださった方々、
快くお店にチラシを置かせてくださった方、企画の話に耳を傾けて下さった方、
そのおひとりおひとりの気持ちが私の夢を支えてくれているのだ
という深い実感がありました。

また、毎日歩いている散歩道では
木々が「大丈夫だよ」と話しかけてくれることもありました。
思考の檻に閉じ込められているときに、いつもジョウビタキは目の前に現れます。
ユリが遠くから香りで注意を引き、
アカマツの幹の向こうではリスの尻尾が揺れました。

ワークショップが無事終了したとき、

「自分の成功への喜びは、
まわり世界すべてへの感謝と、まったくイコールなのだ」

と自他の区別のない世界が一瞬、煌めきました。

わたしたちの内なる神に敬意を表します。

Jai Bhagwan